Character

/ キャラクター

温厚で包容力があり子供好き。面倒見が良くみんなから頼りにされている母のような存在。
辛い物が好きで、どんな辛い物でもおいしそうに食べる。

「焚火は暖かい、だが時が経てば灰になってしまう。しかし灰は種火を残しまた新たに周りを暖めるだろう。」

“貴咲火家”の実質の母。肌に触れると焚火のような優しい暖かさが感じられる。彼女の周りはほのかに暖かい。長く生きている為、豊富な知識を持っており、皆にアドバイスを与えることが多い。（俗に言うおばあちゃんの知恵袋）みんなの悩み事を解決し続け今や聖徳太子の如く皆の悩みを聞いている。素晴らしい伝統を繋ぎ続ける為に日々頑張っている。彼女の花火は紅く秀麗な炭火色の花を咲かせ、儚くも美しい尾を引き消えていく。見る人々は不思議と心が温かくなり安心感を与えるという。

物静かでクール、少し冷たい素振りを見せることもあるが結構感受性が強い。
顔に似合わず綿あめが大好き、顔には出ないが見て分かるくらいには喜ぶ。背が低いことがコンプレックスだが厚底の下駄を履いてごまかしている。案外物好き。

「…そんなに見てもあげないわよ」「少しは動きなさい、牛になるわよ」

花火むすめの中では最年長。綿あめを食べる姿は子供のよう。彼女ははっきりとは分からないが相手の心を見ることが出来る。故意で見ることもできるが、勝手に見えてしまうこともある。その為、感受性が強い。彼女の白く透き通るような髪は彼女自身もお気に入りでそのため毎日手入れを欠かさない。彼女の花火は白銀に輝く大きな白菊の花を咲かせ、見る人は心が落ち着き穏やかになるという。

常に元気で明るい。甘いものが好きで特に浮き星が好物。賑やかなところが大好きで活気があるところによく出没する。辛いことがあって落ち込むことはあっても歩みをとめることは無い性格。いろんなことに興味を持ち挑戦するが、なかなかにおっちょこちょい。

「小さな一歩でも歩まなきゃ始まらない。時には止まっても後退りしても歩む心を持ち続けて。」

花火むすめの中では最年少。”夏陽”とは同世代で親友。おっちょこちょいな性格の為、向きが悪いと花火の星が見えないことが多い。そんな弱点を克服するために特訓中。彼女の夢は心が暗い人全員の心を明るくし、暗闇を無くす事。”繋縁”からはとても気に入られている。彼女の花火は色鮮やかに変わり、中心には光り輝く星が浮かんでいる。見る人々は不思議と気分が明るくなり元気になるという。

どんな時も明るく太陽のような性格。可愛いものが大好きで小動物には目が無い。
楽観的で悩みは少なく彼女には事あるごとに幸運なことが起こる。しかし楽観的な性格のためドジな一面も。月華にあこがれを持っている。

「夏といえばやっぱりスイカだよ！まんまるな艶のある玉を八つ切りに切るとはなびのような真っ赤な実が顔を出すんだもの。それに美味しい！」

“輝宵”とは同世代で親友。可愛いものが大好きで小動物には目が無くすぐに飛びつく。そのたび驚かせるので大抵の動物から嫌われている。
しかしハムスターだけは近づいて来てくれる。そして噛まれる。
彼女の楽観さは周りの人にも影響し悩みをなくしてくれる。そして良い事があると言う。
彼女の花火は美麗な黄色の花を咲かせ、見る人々は不思議と気分が明るくなり心が晴れるという。

元気で明るく幼い子供のよう。友達と遊ぶことが好きでいつか友達千人作り、みんなで遊ぶことが夢。
みんなの夢を背負っているため、そのことに責任を感じている。

「君の夢を聞かせて！君なら絶対叶えられるはずだよ！」

“貫咲火”姉妹の妹。世界最大の四尺玉の一人。見た目は小柄だが花火の迫力は祈り紙付き。
身長に比べて体重が重いのは彼女曰く「みんなの夢が詰まっているから！」だそう。きっと密度が高いのだろう。夢は大きければ大きいほど良いと考えており、後に彼女の夢は「全世界の人と友達になる」に変わるだろう。見た目にそぐわず強い心を持っている。彼女の花火は四尺玉で世界最大級の大きさになる。初めに色とりどりの美しい小さな花を咲かせ、後からそれを囲うように黄金の無数の小さな花を咲かせる。見る人々はその大きさ・色に衝撃を受け夢を抱きしめ決意するという。

体も大きければ声も大きく器も多きい。皆のリーダー的存在で皆の憧れである。みんなの希望を背負っておりそれを誇りと思っている。

「花火師は希望をのせて作り、俺はそれを背負って花を咲かせる。チャンスは一回だ。」

貴咲火姉妹の姉。世界最大級の四尺玉の一人。彼女はみんなの希望を背負っている。彼女はそれに答え花を咲かせなければいけない。身長が一番高く、”繋縁”をよく肩車している。彼女の花火は四尺玉で爆音と共に世界最大級の花を咲かせる。色とりどりの小さな花を咲かせ、夜空に黄金のすだれをかけ闇を覆い隠す。見る人々はその大きさ美しさ音に感化され、希望に満ち溢れるという。