片貝花火むすめプロジェクト(産学連携事業)
『片貝花火むすめプロジェクト』とは、片貝煙火工業の花火をイメージしたキャラクターを通じて、片貝の花火文化などを新しい形で発信するために作る、新たな形での花火産業サポートと地域活性化プロジェクトです。新潟デザイン専門学校のご協力のもと、産学連携事業として展開していきます。
背景・目的
片貝の花火は、江戸時代からの歴史があり、明治 24 年には三尺玉が打ち揚げられたという記録があることから三尺玉発祥の地とされています。現在は四尺玉花火の打ち揚げで有名となっています。
その片貝町において、花火の伝統と技術を継承しているのが『有限会社片貝煙火工業』です。
片貝町の総鎮守浅原神社の秋季例大祭で行われる奉納煙火は、戦後途切れることなく続いてきましたが、令和2年に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大により令和2年度、令和3年度と2年続けての中止となりました。また片貝の奉納煙火だけではなく、全国のほとんどの花火大会が中止となり、花火産業に大きなダメージとなりました。片貝煙火工業もコロナ禍において存続の危機となっています。
令和4年度は、ワクチン接種も進み、関東圏を除いては花火大会復活の兆しがあります。しかし、まだ先行きの不安を払拭する状況にありません。さらに地方の花火大会では人口減少による運営側の人手不足などもあり、今後花火大会が維持できないところも出てくることが予想されます。
地方にとっては、若者の流出を阻止するとともに人口減少に歯止めをかける施策が必要となっています。そこで、今回片貝煙火工業の花火をモチーフにした二次元キャラクターを制作し、SNS やメディアでの PR 展開や、片貝煙火工業の関係する地域で利活用いただきながら、片貝煙火工業の花火ファン以外の若年層やクールジャパンコンテンツを好む外国人観光客に片貝煙火の花火やそれに関係する地域の花火文化を含めた魅力などを伝え、現地への来訪の促進や定住者獲得などを目的とします。
詳細情報
プロジェクト名 |
片貝花火むすめプロジェクト |
バックアップカンパニー |
有限会社 片貝煙火工業 |
サポートカンパニー&サポーター(順不同) |
【サポートカンパニー】 新潟デザイン専門学校 吉原印刷株式会社 KDデザイン室 合同会社スリーポイント 株式会社ブレインコミュニケーションズ オノヅカ精工株式会社 ジンボラボ 株式会社メルべ企画 【サポート団体】 片貝花火サポーターズ倶楽部 【サポーター】 佐藤 瑞穂 井上 雄介 石田 裕幸 関 麻紀 安達 靖 梅本 満 神保 貴雄 大矢 良一 |
キャラクターデザイン |
依頼先:新潟デザイン専門学校 学生によるコンペ 協力:学校⾧ 加藤一人 様 副校⾧ 畑野裕美 様 宝福大志 様 ほか 先生、学生の皆様 詳細は、こちら |
所在地 |
〒947-0101 新潟県小千谷市片貝町6529-1 |
プロジェクトリーダー |
本田 和憲 |
設立 |
2022年9月9日 |